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理事

菅原 真子

菅原真子の画像
理事に就任いたしました、菅原真子(すがわら・まさこ)です。
 

私は東京都新宿区の早稲田で生まれ育ちました。 高校卒業後、中国の北京外語大学(2年)、北京電影学院へ4年間留学し、集中的に中国語を学習いたしました。帰国後は、中国在日本大使館(六本木)領事部に勤務し、国際的な実務経験を積みました。 中国大使館を退職後、2011年6月より、海外渡航移植を支援する当法人に参画いたしました。 これまで、多くのレシピエント(移植希望者)の方々を、中国の湖南省や天津市にある国立病院へとご案内してまいりました。

臓器移植がもたらす未来

渡航移植治療は、まさに人生を変える大きな分岐点となります。 腎移植は、透析に縛られない新たな余生を約束します。 肝臓移植は、余命の宣告から解放され、人生を全うする機会を与えてくれます。

今日まで、多くの方が臓器移植治療によって社会復帰を果たされています。

この長年の活動を通じて得た知識と経験から、移植治療を成功させるためには、以下の3項目の検証から始めることが極めて重要であると確信しております。 今後、渡航による移植をお考えの皆様には、以下の重要ポイントを十分に確認されてから準備を進められることを強くお勧めいたします。

渡航移植における最重要ポイント(詳細)

この長年の活動を通じて得た知識と経験から、移植治療を成功させるためには、以下の3項目の検証から始めることが極めて重要であると確信しております。

⑴ 病院の実績とレベル (移植手術の成功率、専門医の経験、術後のサポート体制など)

【補足】 臓器移植の正式なライセンスを持つ医療機関を選択されることは大前提です。特に移植治療においては、術後のICU(集中治療室)バックアップ体制が極めて重要となります。現在、当団体がご案内している国立病院の移植チームは、この分野で豊富な経験と高い実績を有しています。

⑵ ドナーの質と倫理性 (提供臓器の優劣だけでなく、提供プロセスにおける倫理的背景の透明性)

【補足】 提供される臓器は、現地の倫理委員会の厳格な審査を経て、移植治療が妥当と判断されたレシピエント(移植希望者)に限り、移植手術が実施されます。この倫理的判断プロセスに対し、当団体は一切の関与をしておりません。私たちは透明性を最優先し、公正なプロセスを尊重しています。

⑶ 帰国後のアフターケア体制 (日本国内での協力医療機関、免疫抑制剤の調整、緊急時の対応)

【補足】 日本の医師が診察した結果、臓器移植が最良の治療法であるとの判断に至った場合に限り、紹介状の作成がなされます。渡航前の準備と、帰国後の医療連携体制は、移植を成功させ、その後の生活の質を維持するために極めて重要となります。

結び

繰り返しますが、渡航移植は、正確な情報収集と深い理解が極めて重要となります。
その上で、皆様が人生の大きな岐路において、賢明かつ最適な判断を下せるよう、当団体は誠実かつ全力でサポートしてまいります。