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代表理事

安藤 貴樹

理事長ご挨拶

この度、代表理事に就任いたしました、安藤貴樹と申します。

長年にわたり、私は報道と医療の分野で活動してまいりました。新聞記者を経て医療業務に転身し、2002年からはニューヨークに本部を置く米国財団法人・国際医療交流財団の代表理事として、多くの患者様の渡航移植を支援してまいりました。ニューヨークでの医療業務を含め、2025年で28年間の実務経験となります。

これまで日本を含めた6カ国において、500以上の病院やクリニックを視察、取材し、また実際に現場でも勤務してまいりました。その経験から痛感するのは、どの医療機関にも必ず一長一短があり、設備(ハード)や医療スタッフ(ソフト)が流動的である中で、患者様ご自身との相性が疾病治療において最も重要であるという点です。

当医療相談室は2024年に設立されました。新型コロナウイルスの影響により、世界情勢および渡航移植を取り巻く環境は大きく変化しました。私たちは、この変化に対応すべく、前身である米国財団法人の事業を引き継ぎ、より現代のニーズに合わせた形で発展的組織改革をいたしました。

組織としては新しくなりましたが、スタッフはこの道20年以上の経験者ばかりです。これまで200名以上の患者様の渡航移植をお手伝いさせていただいております。

この度の法人化により、活動の収支を明確にし、さらなる透明性を確保することで、より幅広く安定した支援活動を可能にしたいと考えております。

私の長年の経験と、国内外の医療機関との強固なコネクションを活かし、難病で苦しむ患者様へ、最も適切で質の高い情報を提供し、最適な治療への懸け橋となる所存でございます。